日本ログハウス協会-ログハウスの普及発展を目指す日本唯一の公認団体。

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一般社団法人 日本ログハウス協会

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ログハウスに関するよくある質問とその答え

市街地で建築はできますか?

  • 分譲マップ
    分譲マップ
  • 住宅地に建っている都市型ログハウス
    住宅地に建っている
    都市型ログハウス

市街地でもログハウスは建てられます。

以前はロフト(小屋裏利用)のみなどの規制が有り、 市街地での建設のネックになっていたこともありま したが、法改正で大幅に自由度が増し、敷地に合わ せた設計が可能になりました。

各会員は市街地でも違和感のないデザインをご提 案しています。

また、当協会の取り組みにより、準防火地域や防火地域でもログ壁のままで建設可能な認定を取得しています。

地震には強いですか?

  • ログハウス耐震実験
  • ログハウス耐震実験

ログハウスが地震に強いことは、阪神・淡路大震災や新潟県中越地震など、 これまでの巨大地震による倒壊事例なしという結果で実証されています。

また、阪神・淡路大震災の1・5倍レベルの強さでの実物大振動実験を行い、 傾き数ミリ、亀裂数箇所という被害に止まるという結果を得て、 耐震等級3をクリアする性能を確認しました。

また、木材の積層が地震の横揺れを吸収する制震性能も確認されました。
ログハウスの主材料である木は、単位重量あたりの圧縮強度はコンクリートの5倍、引張強度は鉄の4倍です。

柔性と剛性を併せ持った材料を、積み上げたログハウスは、地震に対して粘り強く頑丈なのです。

長持ちしますか?

1000年以上も前に建てられた法隆寺の木造建築がいまだに残っています。
これが証明しているように、木造建築の寿命は長いのです。

日本最初のログハウスとされる東大寺正倉院の建物も1000年以上建ち続けています。
適切なメンテナンスを施せば、ログハウスは長持ちします。

さらに木には、時間が経って乾燥が進むにつれて強度が増していく特性があります。
その木で作られたログハウスも、時間とともに強くなっていくのです。

ログハウスは火に強いですか?

  • 耐火実験
    耐火実験の結果表面はこげているが
    中はそのまま
  • 耐火実験

木というと燃えやすいイメージがありますが、 ログハウスに使われるような厚みのある木は

表面が燃えると炭化膜ができて空気を遮断するので、 芯まで燃えるには非常に時間がかかります。

現在では実験によりその性能を実証し、マシンカット、 ハンドカット共に「60分準耐火認定」や 「45準分耐火認定」などの認定を取得しています。

さらに燃えても新建材のように有毒ガスを発生しないので安心です。

ログハウスは寒くないですか?

ログハウスの壁は太い木材です。
木は、同じ厚さのコンクリートと比べると12倍も熱を通しにくい性質を持っています。
これは、木が無数の細胞内に、熱を伝えにくい空気を貯めこんでいるからです。

つまり、ログハウスの壁は、断熱材のようなものなのです。
天然の断熱材に囲まれたログハウスの中は、外が寒くても、中は暖かいままなのです。

実際にお住まいのお客様から、「冬、予想以上に家の中が暖かいので驚きました」という声を多くいただいています(反対に、夏は外が暑くても、涼しい室内を保てます)。ログハウスの起源が、氷点下30度まで気温が下がるほど寒い北欧・北米だと言われても納得ですね。

結露は発生しませんか?

結露は、冷たい外気と室内の湿気と融合することで発生します。
だから、冷たい空気の侵入を防ぐか、室内の湿度を抑えることによって結露は防げます。

その二つの防止性能を、ログハウスは兼ね備えています。
外の気温が低い時でも、高い断熱性を持った太い木材が、冷たい外気を室内にまで通しません。

また調湿性もあり、室内の湿度が高い時は、太い木材の内部の細胞が水分を吸収することで湿度の上昇を抑えます。
この二つの特性が、結露の発生を抑えるのです。

ログハウスは健康に良いって本当ですか?

  • 木のぬくもり
  • 木のぬくもりを感じるだけではなく断熱性や調湿性により快適な環境をもたらす

木に囲まれた空間に安らぎを感じた経験がある方は 多いのではないでしょうか?

木の香りや木目や年輪、適度な柔らかさや肌触りなどが人間にリラックス 効果や心地よさをもたらしてくれることについては近年、研究が進みつつ あります。

またログハウスのようにふんだんに木を使用する建物は、 その高い断熱性や調湿性により、住む人に優しい、快適な環境をもたらしてくれます。

ログハウスは環境に優しいですか?

木材は、コンクリートや金属と異なり、生産可能な生物資源です。適切な植林計画のもとで成長させた木を製材するだけで、製造時の消費エネルギーは鋼材の数百分の一と、格段に少ないのです。

木材は製材後、二酸化炭素を貯蔵して固定します。
日本の木造住宅が蓄えている炭素量は、日本森林全体の貯蓄量の18%に相当すると言われています。

木造住宅は二酸化炭素の放出を防ぎ、地球温暖化を抑制する第2の森林なのです。
さらに解体後も、建材や燃料として再利用することが可能です。

この循環過程を追って分かるように、太陽エネルギーを取り込んで育った木を自然に近い状態で使用しているログハウスは、環境に優しい家なのです。

メンテナンスは必要ですか?

どんな工法で建てられた家でも、その工法に合わせたメンテナンスが必要です。天然の木を使うログハウスは、建物完成後、一般的に2から3年間程度はログハウス独特の「セトリング」(木の収縮による壁の沈み込み)がおきます。

この期間はボルトの増し締め、柱や階段、窓廻りの調整等が必要です。また、外壁の塗装の塗り替えや、乾燥収縮による日割れの保護などのお手入れも必要です。

外壁の塗装は、塗料や状況にもよりますが、標準的には完成から3~5年後に最初の塗り替えを行います。
適切なメンテナンンスやお手入れを行えば、ログハウスは大変寿命の長い建物です。

ログハウスのメンテナンスの紹介はこちら→

ログハウスの価格は?高いのですか?

  • P&B
  • P&B工法で建てたログハウス

ひとことでログハウスと言っても、ハンドカット、マシンカット、 ポスト&ビームなどの種類の違いや、使われる木の種類、生産国など、 多種多様です。

また、他の工法と同じく、建物の規模や設計、敷地の状況、地域、法的規制 など、ご計画の内容により価格は大きく変動します。

詳しくは各会員にお問い合わせください。

建てたいときはどこに相談すればいいですか?

全国のログハウスメーカーが当協会の会員になっています。

協会のホームページでは、各会員の情報が閲覧できますので、それぞれの会員の特長や所在地、 会員独自のホームページなどをご覧になり、ご興味を持たれた会員に直接ご連絡をお願いいたします。

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